素材から作りまでメイドインジャパン。

革市通信KAWAICHI COLUMN

ちょっといいモノを毎日に2021年10月01日

ちょっといいモノを毎日に 「日本革市」の人気アイテムをあらためて

日本革市choice / レザーアイテム特集

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE
ちょっといいモノを毎日に 「日本革市」の人気アイテムをあらためて
スペシャリティショップ出身の鎌倉泰子さんが、日本中から集めた革製品の中から、バイヤー目線、ユーザー目線でレザーアイテムをご紹介します。

10月に入ったけれど、昨年、今年と続けて「行楽シーズンの到来です!」的なフレーズは使えない今。わかってはいても、やはり蒸し暑さは和らぐこの季節は、「おでかけ」という言葉をまずバッグと繋げてしまう私って、「ニューノーマル」についていけていないのでしょうか。
でも!気分転換に駅まで歩くのだって、スーパーに行って帰りにベンチでアイスを食べるのだって、以前よりは楽しく感じたりしませんか?私はそう感じます。

そんな事を考えて、今回はどんなバッグのお話をしようかな、と思っていたのですが、「バックパック」にします。ここ何回か、「日本革市」で東北や四国、九州地方の百貨店を訪ねていますが、どこでも人気があるのは「バックパック」。今回はそれをまとめて、幾つかご紹介させていただきます。

映えてる2つはこちら

形のかわいさ、色のインパクトでお問合せも多いのがこちらの2つ。

バックパック

(メーカー:有限会社 清川商店

色はグリーン、ブルー、レッド、ブラック、アイボリーの全5色なのですが、個人的なお勧めはアイボリーです。「ホワイト」ではないので、①秋冬カラーのお洋服にもコーディネイトしやすい、②暗め、重めのスタイリングに1点投入で抜け感、明るさが出せる、という万能だから。シューズの色も選びませんしね。ショルダーストラップは穴のあるベルトではなくスライド式なので、Tシャツの時でもダウンコートを着た時でも、自由に長さを変えることができます。サイドと底部分に寄せたタックでふんわり感を出して、少し可愛い雰囲気もあります。エンボス加工をした素材なので、汚れや傷も目立ちにくいんです。

全く雰囲気の違う、強め2色のバイカラー。

リュック

(メーカー:レリップ株式会社

内側、背面はもちろん、フラップの内側にもポケットがついています。A4に対応できるサイズなので、ネイビー×ブラックなどを選べばビジネススタイルにも取り入れられそう。フラップのレザーはさらっとして少しツヤがあり、本体はシュリンクレザーを使用し、2種の質感の違いもデザインに活きています。ショルダーストラップもバイカラーになっているので、前から見た時もちょっと目がいくんですよね。おしゃれです。

縦でも横でも重くてもスマートな人

そういえば、リモートワーク=ずっと家、ではないので、出社しなくてもよくなったけれど荷物が増えた!というお客様とこの間お話をしました。パソコン以外にバッテリー類やヘッドセット(!)、やっぱり書類も必要だし、飲み物も持っていく、とのこと。

撥水オリーブレザー3wayバッグ

(メーカー:エールック株式会社

アイテム別の収納が充実しているバックパック、と聞くと、アウトドア系やナイロン素材のものをイメージしがちだったのですが、これ、すごくいいな、って思いました。メインコンパートメントの他にポケットも充実していますし、PCのためのスペースには緩衝材を入れ、縦でも横でも使いやすいように、ファスナーはL字。
お取引先の玄関に付く前に、横にしてショルダーストラップを所定の場所に収納すれば、バックパックがブリーフケースの様に変身してきちんと感もアップします。

技術×素材 プロダクトとしての価値も

スーツスタイルではなく、ジャケット+パンツのスタイル、スポーティなテイストがお好きな女性にはこちら。

コーカサスリュック

(メーカー:株式会社猪瀬

株式会社猪瀬で開発された、吸いつくような肌触りのキップレザーを、ウェアを作るように立体裁断して作られたこちらは、現在、縫製できる職人さんはたった一人!貴重な品物です。
素材の弾力を活かすよう、「へり」を縫製しない手法が使われています。なだらかな曲線が特徴的で、特に私はポケットの部分が好きです。

コーカサスリュック

ペットボトル等の立体感のあるもの、が入れられて、上についたベルトで固定できます。物が入っていても入っていなくても、美しいんですよね。1ヵ所ではなく、2ヵ所カーブさせたショルダーストラップの形状で、とても高い肩へのフィット感にみなさん驚かれます。
・・・残念ながら私のファッションには合わないので持っていませんが、このリュックついては大好きすぎてもっと話したいー!でも、今日のところはこちらでやめておきます。
常設のショップが無いブランドですが、日本革市Flathorityオフィシャルサイトでは素材や経年変化についてもじっくり見られますので、是非そちらもお楽しみください。

行ってみたい、長崎のパワースポットから

鎌倉担当の革市通信。2回目の今日はお話しすぎました。
最後に、心も晴れやかになるきれいな色の2WAYバッグをご覧いただいて、今日のところはおしまいにしましょうか。

壱岐島

玄界灘に浮かぶ、長崎県の離島「壱岐島」(いきしま)の自然界からインスパイアされたカラーを、透明感と共に革にのせて再現したシリーズ。

「ちょっとだけ長方形」という、縦横のバランスがかわいいバックパックなのですが、ショルダーバッグにもなるんです。背面から伸びた太めのストラップは、バックパックとして使っているときはフラップの上に垂れ、ぐっと存在感がアップします。手に握るためだけのハンドルがついているバックパックは他にありますが、これは他では見た事がなかったな、と思いました。長さが十分なので、冬になって厚手のコートをお召しになった時も、楽に肩にかけられますね。

これを書いている今日は、台風が過ぎたばかりで本当によい天気。半袖短パンの夏のスタイルですが、飲み物は温かく窓はどこも全開。今しかできないですよね。おでかけできなくても、季節を楽しんでいます。夕方になったらお買い物と犬の散歩に出るつもり。明後日からまた「日本革市」で一週間の出張なので、買い過ぎないようにしなくちゃ。
どこかの「日本革市」で、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。

それでは、また。

文/鎌倉泰子

このページをSNSでシェア!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE