素材から作りまでメイドインジャパン。
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タンナーとメーカーの取り組みTanner & Maker

令和三年度の取り組み

2021年10月18日~20日に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンファッションEXPO」。皮革部門のスペースには、タンナー8社が持ち寄った世界に誇るべき各種ジャパンレザーを展示。同時に、これらの革を使ってメーカー4社が制作した魅力的なアイテムも出展します。
タンナーとメーカー、匠の技を持つ二者の連携によって生まれたモノとストーリー――。ぜひご覧ください。

タンナーとメーカーの取組み 一覧

第12回 ジャパン ファッション EXPO 秋 出展模様

来場者・出展者ともにサステナブル素材への意識高まる

2021年10月18日~20日、東京ビッグサイトで『ファッションワールド東京 2021 秋』が開催され、19,383人の来場者数を記録した。構成展の一つである『第12回 ジャパン ファッション EXPO 秋』には、皮革ゾーンとしてタンナーとメーカーによるコラボレーションブースを出展し、話題を集めた。

商談・受注を目的とした同展示会。昨年に続いてコロナ禍での開催となったが、主催者は会場内における感染症対策を徹底。全参加者は、出入口における手指の消毒、サーモグラフィーによる体温計測、マスク装着が義務付けられた。

タンナー8社とメーカー4社がコラボレーションしたブースでは、革と製品をセットで展示することで、レザーアイテムがどのように製造されるのかをわかりやすく提示した。また、パネルによる皮革産業の説明や、タンナーとメーカーの動画も紹介し、皮革産業をより身近に感じてもらえるよう努めた。
今年度は、同じ会場で構成展『第1回 国際 サステナブル ファッションEXPO 秋』が開催されたこともあり、環境負荷の少ない持続可能な素材を求めてくる来場者が多く訪れた。

とはいえ、天然皮革が食肉の副産物であることを知らない来場者は少なくなく、ブースに立った各社のメンバー皮革産業について丁寧な説明を行い、革がエコな素材であることを訴求した。
もちろん、革素材の魅力のアピールには絶好の機会となり、中には2年連続で来場する人も見られた。天然皮革の可能性を感じられた3日間であった。

多くの出展者が変わりゆく時代の空気を敏感に察知した今回の展示会。この経験は、次回以降にポジティブなかたちで反映されるだろう。

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