毎週、金曜日に新しいアイテムを追加し、現在は422アイテムを超えた、「日本革市」Webサイト内、「JAPAN LETHER ITEM」。エコでサステナブルな素材である「本革」に向き合い続け、「素材から作りまでメイドインジャパン」をキーフレーズに、レザーアイテムをご紹介しています。食の副産物である「皮」を、素材としての「革」にする「タンナー」と日本のデザイナー、職人の3者が高い技術で結ばれた結果生まれた、安心の日本製です。
イベントとしての「日本革市」は8月以降に集中していますが、既に福島県郡山市の「うすい百貨店」、宮城県仙台市の「仙台三越」での開催を終え、8月中旬から12月上旬にかけて各地をお邪魔することになっています。全てのブランドではないですが、Webでご覧いただいたお品物を実際に手に取って見られる年に1度の機会となっていますので、Webでの「予習」もお勧めです! ちょうどよい区切りの時期ですので、今回の革市通信はランキング形式で人気の製品を、2回に分けてご紹介いたします。
1月から6月末までの6カ月の間で、日本革市Webサイト内コンテンツ「JAPAN LEATHER ITEM」の掲載アイテムから、皆さまの検索件数が多い上位10品番、10位から6位はこちらです!
10位:A-LOOK / オリーブレザーⓇ 薄型 2WAYショルダーバッグ
オリジナルの国産牛革の魅力を活かして、ふんわりとプリーツを寄せて作った薄マチの2WAYショルダーバッグです。取り外しができる短めのレザーハンドルと、ナイロンのショルダーストラップの2本が付いていて、ファッションに合わせてアレンジできる、お出かけに丁度よい容量。深いネイビーに真鍮色の金具の組み合わせが少しトラディショナルな雰囲気を作っていて上品な本革バッグです。
9位:A-LOOK / オリーブレザーⓇ 2WAYハンドバッグ
これ!かわいいですよねぇ。350mlのペットボトルでしたら縦に入れられる大きさ。丸みのある縦横バランスがかわいい、2WAYハンドバッグです。Webでも各地のイベントでも人気のようですので、全色揃って見られることがあったらラッキーかも。
取り外しができるタッセルもお洒落でかわいいですよね。
8位:ANDERSEN BAG(アンデルセンバッグ) / ファスナー付き 2WAYミニトート
適度なハリがある本革を使って形崩れしにくい成形方法で作った、普段使いできるトートバッグです。ハンドルから下に伸びるプリーツは、使っていくうちによりくっきりしてくるところが面白いところ。握りやすいハンドルの向きも含め、長時間、また「長期間」使う人に寄りそうために「力がかかるところ」を熟考して生まれたデザインです。少し違う素材の大きさ違いで数年使ったものを見せていただきましたが、「なるほど!」でした。革を好きになるきっかけにさえなるかも?!
開口部はファスナー、あおりポケット付き。色は季節の限定色を含んだ4色です。
7位:中澤鞄 / 2WAY ショルダーバッグ
ぐるっと一周する太めのパイピングで自立する、シュリンクレザーを使った2WAYショルダーバッグ。
こちらは「日本革市」の会場でもとても人気があり、20代から70代という幅広い年齢層の女性に選ばれています。普段は脇の下にきれいに収まるショルダーバッグとして使うかたが多いようですが、「何かあったら斜めがけにもできるし!」という安心感もいいのでしょうね。そしてとても軽いんです。
ブラックやチョコレートブラウンの定番色を含む6色展開。写真をお見せできなくて申し訳ないのですが、グリーンが特にご好評いただいているようです。「マンダリンオレンジ」のような、フレッシュなオレンジもかわいいですよ。写真のものは「ヤマブキ」です。
6位:中澤鞄 / A4 シュリンクレザー バックパック
続いて6位も中澤鞄。A4が入り、安定感のある長方形のバックパックです。ポケットも充実していて容量はたっぷりですが「軽量」なことは変わらず、ジャケットスタイルの男性にも、「お稽古事の時に...」と女性にもお選びいただいています。こちらもきれいな色。
ショルダーストラップの裏側は、滑りにくいコットンテープを使っています。
ご清聴ありがとうございます!笑
6位までご紹介して参りました。5位以上も含め全体を見ると、A4以上のサイズになると、ビジネススタイルをイメージしたトートではなく「バックパック」、小さめトートは「ショルダーストラップ必須」なのでしょうか。「ショルダーバッグ」という括りではなく、シンプルな四角形に近い「トートバッグ」で必要な時には「斜めがけできる」というところが今らしさのポイントのようですね。
「日本革市」Web、「日本革市」のイベント会場での人気アイテムは必ずしも同じではありませんが、500mlのペットボトルが入るくらいの大きさのショルダーバッグはどちらでもご好評いただいています。男性用のオーソドックスなビジネスアイテムは今回ランクインしていませんが、5月、6月の日本革市会場では、ご旅行時にも使える大きめバッグや、オンのご出張/オフのご旅行の両方のシーンで使えるようなA4以上の大きさのバッグは男性によく手に取られていました。
さぁ、8月中旬に四国からスタートし、12月にかけて、日本革市のイベントが各地を廻ります!開催スケジュールは日本革市Web内「日本革市情報」または公式Instagramをチェックしてくださいね。アイコンがかっこいいんですよー!
次回の革市通信は8/18(金) ランキングの5位から1位の発表です。
それでは、また。
文/鎌倉泰子