6. 日本のタンナー集積地
①兵庫県(姫路市・たつの市)
生産量、タンナーの数が日本で一番多い地区。
古くは大陸から製革技術が伝承された地と言われ、歴史のある生産地。
②和歌山県(和歌山市)
紀ノ川を中心とした水源、大阪湾に近いという運搬の条件の良さで、兵庫、関東と並び、日本の皮革三大産地と呼ばれている。
③東京都(墨田区)
関東平野を流れる大きな河川沿いに発展。特に荒川沿いでは豚革を扱う工場が集積しているのが特徴的。
硬水(ヨーロッパ) → 革にハリ感を与えます
軟水(日本) → 革にソフト感を与えます
タンナーが集まるところは
・ 豊富な水源があること
・ 土地が確保できること
参考文献:一般社団法人 日本皮革産業連合会 『革のプロが教える、レザーの基本講座』