皆さま、この暑い中変わらずお元気でしょうか。とは言ってもまだ東京は梅雨...。梅雨明けは7月20日頃、とニュースで見ましたが、雨、たいして降ってないよね...と8月以降の水不足が気になります。
私、「日本革市」の会場では、仕事ですので、「ジャケット+パンツ」の装いが多いのですが、夏になると出番が多くなるのが「ワンピース」。コーディネートに迷わなくてよい、涼しい、お洗濯も楽♥ 同じ理由でワンピースを選ぶかた、多いのではありませんか?
特にワンピーススタイルは、アクセサリーやバッグの小物使いで大きく印象が変わるもの。お手持ちのワンピースのどれにも合わせやすいものを選ぶか、お気に入りの1着に合わせるベストを選ぶか...。夏のワンピーススタイルを仕上げるレザーバッグを8個ご紹介します。
とりあえず1つ持っていたい「白に近いアイボリー」
ワンピースはまとう布の分量が多いので、デザインによっては重い印象になりがち。特に色が濃いものや総柄となると、涼しいワンピースのはずが、見る人にとってはちょっと暑苦しい...となることもありますよね。このようなケースに「白いスニーカーを合わせると解決する」というスタイリング傾向がここしばらく定着しているのはご存知の通り。でも、バッグを白系にするのもいいですよね。
「KIYOKAWA」の巾着バッグは、白に近いアイボリー。イエベ&ブルべの「パーソナルカラー」を気にされるかたも、取り入れやすい、「曇り」のないアイボリーです。そして、「真っ白!」」だと秋冬シーズンのカラーに合わせにくかったりしますが、こちらの色なら大丈夫。どんな色とあわせても「ぬけ感」を出してくれる、一年中使えるアイボリーです。
主役はワンピース、の場合はこれ
あくまでも主役はワンピース。バッグの印象を最小限にしたい時は、小さな「丸型」を選ぶと主張せず、更にスタイルがまとまります。ロゴもなく、ファスナーなどの金具もできるだけ控えめなものを。こちらはどんな色にもなじむ「トープ」。斜めがけにせず、肩からまっすぐ下へおろす「ストレート持ち」が、ワンピのシルエットを崩さずきれいに持つことができます。
色はトープのほか、ブラックとシルバーをご用意しています。
ちょっと地味かも...「手抜き」しちゃうなら「きらきら」を投入
暑くてもう着ていくものを考えるのもめんどくさい!楽ちん、シンプルなワンピででかけたい...という時こそ、アクセサリーやバッグには気を付けるのが鉄則。ほんのちょっとだけ「華」のあるものをプラスすれば、いつものように、誰がみてもおしゃれでスタイルのある女性になれそう。
モバイルと小さなお財布を入れるもの、さらにプラスアルファできるミニショルダーなど、何かひとつ「きらきらバッグ」があると便利です。
姿勢を正して、立ち姿も美しくなる「ハンドバッグ」
毎シーズン新しい色や革をプラスして、コレクションを広げている「A-LOOK(エールック)」のショルダーストラップ付ハンドバッグ。貴重品のほか、ポーチやコンパクトな日傘など、おでかけに必要なアイテムを入れるにはちょうどよい大きさです。
絶妙な大きさのハンドルは、「両手」で自然に握ることができる大きさ。背筋を伸ばしてバッグを持つ、レディにぴったりの小さなバッグです。ストラップを使って斜め掛けなどにする時は、ハンドルは180度倒れて邪魔になりません。タッセルを付けるとトラッド感が出てかわいい印象に。
襟付きやハイゲージのニットワンピなど、きれいめスタイルにぴったりのレザーバッグ。逆に、リゾートスタイルの時でも、きちんとした印象のバッグならホテルでのランチやお呼ばれのシーンでも自信を持って臨めます。オンラインでは6色展開。今必要なひとつがきっと見つかります。
定番色を操るおしゃれさんにはこれ
ベーシックカラーで、仕立てのよいサマーウールやリネン...。奇を衒わず(てらわず)とも素材の良さやシルエットの妙を楽しむおしゃれなワンピーススタイルにお勧めしたいのは「ANDERSEN BAG(アンデルセンバッグ)」の代表作です。
物を入れて力がかかる部分の形の変化が予めデザインに取り込まれていて、使い続けていくと根元のタックがシャープになり、色ツヤも手伝って立体感が出てきます。派手ではないけれど、個性的で目をひく本革バッグ。斜めがけができるショルダーストラップ付きです。横幅約32㎝、マチが13㎝あり容量もたっぷりありますが、手に持っても斜め掛けにしても体にフィットするシェイプです。
会話が弾む、季節感あふれる変わり種
最後にひとつ。
「本革バッグ」は夏にはあまり持たないというかたもいらっしゃるようですが、これはどうでしょう!
スイカ。もー!かわいすぎでしょ! そして、とてもしっかり、「それっぽく」作られていて、子供用ではありません(もちろんお子様が持つのはかわいいですが)。選りすぐりの素材を組み合わせ、「スイカ感」いっぱい。緑色の革、いえ、「皮」の部分、ぜひ目を近づけて見てくださいね。浴衣を着て、花火大会に持っていったらきっと人気者。
さぁ、夏はこれからが本番!きっとあと2ヵ月くらいは暑いけど、お気に入りのファッションで機嫌よく過ごしたいもの。素敵なバッグに日傘や日焼け止め、お水を忘れずに。よい夏を、健康でお過ごしくださいね。
罹患している時の大変さはさておき、だいぶ治ってからの「回復食」も病気とはセット。「お腹に優しくて高カロリー」のものって、意外と多くはないんですよね。この「回復食」的なもののレパートリーを増やしたいなと思って、最近よく友人と話しているんです。私は夏の暑さで食欲が落ちてしまうタイプなので、高カロリーで栄養があるものを少しずつでも食べる、ということを夏場は意識しています。
・お粥にMCTオイル、無ければバター
・アボカド
・アイスクリーム
・ピーナッツバター
・油がのった鮭をほぐして...
...などなど、幾つか話題には上がったんですけど、その中で「いやいや、お肉食べなきゃ力が出ませんよ!」という友人がいまして、調べたら「牛肉の赤身」はお肉の中でも比較的消化しやすいんですって。挽肉でお粥に入っていたりしたら美味しそう!あ、これはあくまでも「私と私の周りのお話」なので、本当の効果などはわかりありませんので、悪しからず。
うふふ。ちゃんと「お肉」の話題に持っていくワタクシ。「革」は食肉の副産物でございます。食肉文化が続く限り出る「エコでサステナブルな天然素材」。ぜひ読んでみてくださいね。
次回の革市通信は8/16(金)。
革市通信では初めての「オーダーメイドベルト特集」をお届けします。お楽しみに!
文/鎌倉泰子