職人技と特殊ミシンで仕上げた「箱型鞄」
奈良時代にまで遡る兵庫県 豊岡市の鞄産業。大正時代に豊岡で初の「箱型鞄」を製作したところから始まる「マスミ鞄嚢(ますみほうのう)」のB4サイズのアタッシュケースです。今では珍しい、木枠と本革を一緒に縫うことができる貴重なミシンと熟練の職人技によって仕上げられ、特殊ミシンと手縫いにより本体の木枠に貫通させていて、簡単にはがれません。また、素材には特殊な樹脂を用いた「ガラス加工」を施した牛革を使用。扱いにくい部分の革も素材として活かすことが、SDGsの活動の一環として取り組んでいます。補強用の角革はデザインのアクセントになってクラシカルな雰囲気をまとっています。「内装にも同素材を使い、ビジネスパーソンの小物の収納に備えるのと同時に、鮮やかな色でデザイン性を加えています。鞄の耐久性を左右する「コバ」の仕上げもこだわった、長い時間をかけて旅をするような人生に相棒として迎えたくなる、技と美のつまった鞄です。本格派アタッシェケースに嬉しい機能「縦方向ストッパー」付き。
こちらのメーカーの製品ですIntroduing Maker
使う人の一生に寄り添う天然素材ベースの箱型鞄
マスミ鞄嚢株式会社(兵庫県)
鞄の産地として知られる兵庫県高岡市。マスミ鞄嚢 株式会社は、この街で1916年に創業した老舗の鞄メーカーだ。 木工部の職人たちの技術は同社の製品づくりに欠かせない。創業のきっかけとなったのは、初代の……
こちらのタンナーの革を使っていますIntroduing Tanner
感性と物性のバランスに優れたレザーを生産
株式会社 マルヒラ(兵庫県)
1958年創業のマルヒラの工場は、活気に満ちている。 工場内に足を踏み入れると、30名以上の職人が、それぞれの持ち場できびきびと作業をしている。平均年齢は40代。20~30代の若手も見受けられる。 ……