小さなアウトドアギアもハーネスレザーで
警察装備品の製造で培った技術を用いて制作した、モーラナイフ専用のケース。印象的なコバ(裁断面)は3㎜もの厚さがある革を使用し、さらに間にも3㎜の革を挟んだ合計9㎜の厚みでナイフを保護します。一針ずつ手縫いで縫製し、極厚のコバ面を手作業で職人が磨き上げています。革は、栃木レザーの中でも最高峰と言われ、「和宏レザー」でしか取り扱いのない「ハーネスレザー」を使用。馬具にも使用される堅牢度が高い牛革 、通常でも加工に1ヵ月程かかるなか、さらに3週間程長く鞣し(なめし)の期間をとり、手間をかけた希少な革です。染色方法は「丘染め(おかぞめ)」で、長く使っていくうちに、革の地肌の色と染色した色が共鳴し合ってエイジングしていきます。
こちらのメーカーの製品ですIntroduing Maker
日々の暮らしに寄り添うレザープロダクト
株式会社 和宏(東京都)
1965年に創業し、官需品を主力として製造してきた和宏。2005年には、先代から家業を引き継いだ山﨑高裕さんが2代目に就任。同年7月、栃木レザーの販売代理店になり、また9月には、自社ブランド「minc……
こちらのタンナーの革を使っていますIntroduing Tanner
昔ながらの方法で、長く使える良質な革を生産
栃木レザー株式会社(栃木県)
品質を保証する“赤タグ”とともに、革好きに広く認知されている栃木レザー。 創業は1937年。終戦から10年が経った1955年よりヌメ革の製造を開始し、第一次ベビーブーム以降に需要が急増した学生鞄用の……