メッシュが織りなす柄と奥行き
本体はマチ無しですっきりしたデザイン。それでも開口部は幅を出し、スリットが入っていて、物の出し入れがとてもしやすい本革バッグ。肩にかけることで中心部が下がり、口が閉まります。上部は細め、下部は太めの短冊状の馬革を編んだオリジナルのメッシュ素材。馬革のしっとりとした質感を残した染色の生む自然な色の濃淡と、物を入れた時にメッシュ素材の模様が引き立つ立体的なシルエットが魅力です。A4サイズのクリアファイルが入る大きさで、外側、背面のファスナーも幅をしっかりとり、使い勝手にもこだわりました。開口部は「断ち切り」にして、カジュアル感を出しています。
こちらのタンナーの革を使っていますIntroduing Tanner
時代に呼応して進化を続ける馬革専門タンナー
株式会社 ニッタ(兵庫県)
「1960年代には、姫路の馬革のタンナーは15~16軒ありました。今はその数もだいぶ減って、うちを含めて4、5軒しかありません。そんな現状やから、頑張っていきたいという思いは強いですね」 そう語って……